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成田亨『成田亨作品集』
¥8,800
決定版作品集 ★当サイトでご購入の方には、特典「ヒューマンサイン[復刻版]」をお付けします。 「ヒューマンサイン[復刻版]」は「成田亨 美術/特撮/怪獣」展(2014年)開催時に会場での購入特典として作成したものです。 B5判変型 並製 400頁(カラー312頁) 本体価格 8,000円+税 ISBN 978-4-904702-46-8 C1071 2014年7月刊行 装丁・デザイン 大西隆介(direction Q) レイアウト 山口潤(direction Q) *2021年の重版に伴い、本体価格5000円から8000円に改訂、カバー帯を新装 印刷 山田写真製版所 製本 渋谷文泉閣 2014年7月19日 初版 2014年9月10日 第2刷 2021年8月9日 第3刷 ▼『成田亨作品集』 is available for purchase in the United States, Singapore, Thailand, and Taiwan. For more information, please access the links below. ・KINOKUNIYA BOOK STORES OF AMERICA CO.,LTD. Email: bookwebusa@kinokuniya.com https://usa.kinokuniya.com/stores-kinokuniya ・KINOKUNIYA BOOK STORES OF SINGAPORE PTE. LTD. https://kinokuniya.com.sg/stores/ Enquiry: https://kinokuniya.com.sg/corporate-information/feedback/ ・KINOKUNIYA BOOK STORES OF (Thailand) CO., LTD. Email: siamparagon@kinokuniya.com https://thailand.kinokuniya.com/store ・KINOKUNIYA BOOK STORES OF TAIWAN CO, LTD. Email: kbsweb@kinokuniya.com https://www.kinokuniya.com.tw/artical.php?page_id=65&ch_id=57 ▼概要 ウルトラの原点。決定版作品集! ウルトラ、マイティジャック、ヒューマン、バンキッドから、モンスター大図鑑、特撮美術、後年の絵画・彫刻まで。未発表作品、実現しなかった幻の企画案も含む、全515点一挙収録。 成田亨の仕事は、「芸術って何だ」という根源的な問いに肉薄する! ── 村上隆(アーティスト) 「成田亨 美術/特撮/怪獣」展 オフィシャル・カタログ (展示700点のうち、515点を収録) 富山県立近代美術館 2014年7月19日~8月31日 福岡市美術館 2015年1月6日~2月11日 青森県立美術館 2015年4月11日~5月31日 [寄稿] 椹木野衣(美術批評家) 「成田亨という特異点──彫刻と閃光のはざまで」 三木敬介(富山県立近代美術館学芸員) 「〈彫刻〉と〈怪獣〉の越境者・成田亨」 山口洋三(福岡市美術館学芸員) 「四次元空間の中の仮想の彫刻(=未来の美術?)」 工藤健志(青森県立美術館学芸員) 「成田亨が残したもの」「試論 成田亨と鬼、あるいは〈芸能〉を継ぐ者」 田中聡(映像作家) 「他界の扉」 [目次] 成田亨プロフィール 成田亨のこと 成田流里 感謝の言葉 成田カイリ 序にかえて──「成田亨 美術/特撮/怪獣」展の開催に至る、およそ15年の経緯 工藤健志 成田亨という特異点──彫刻と閃光のはざまで 椹木野衣 成田亨が残したもの 工藤健志 1 |初期作品 1950-60年代 2 |ウルトラ 1965-67年 2-1|ウルトラQ 特撮美術の作業 成田 亨 2-2|ウルトラマン ウルトラマンの頃 成田 亨 メカニズム・デザインについて 成田 亨 2-3|ウルトラセブン 3 |マイティジャック 1968年 4 |ヒューマン 1972年 ヒューマン怪獣──風船獣の闘い 成田 亨 5 |バンキッド 1976年 6 |マヤラー/ Uジン 実現しなかった企画案1 1970-80年代 7 |未発表怪獣 1984-87年頃 天空獣のデザインの発想 成田 亨 8 |モンスター大図鑑 1985-86年 9 |日本・東洋のモンスター 1980-90年代 10| MU /ネクスト 実現しなかった企画案2 1989年+1990年代 11|1970-90年代の絵画・彫刻 阿部合成先生の思い出 成田 亨 12|特撮美術 原爆を撮る 成田 亨 〈彫刻〉と〈怪獣〉の越境者・成田亨 三木敬介 四次元空間の中の仮想の彫刻(=未来の美術?) 山口洋三 試論 成田亨と鬼、あるいは「芸能」を継ぐ者 工藤健志 他界の扉 田中 聡 成田亨 略年譜 成田亨 著作物および関連文献目録 作品一覧 ▼プロフィール 成田 亨(なりた とおる) 1929(昭和4)| 9月3日神戸市に生まれる。1930年4月青森県に転居後、囲炉裏の炭をつかんで左手火傷。小中学校時代を再び兵庫県で過ごし、空襲に遭遇。青森県で終戦を迎える。県立青森高等学校卒業後、画家・阿部合成、彫刻家・小坂圭二の指導を受ける。 1950(昭和25)| 武蔵野美術学校(現・武蔵野美術大学)西洋画科入学。3年次に彫刻科に転科し清水多嘉示に師事。 1954(昭和29)| アルバイトで東宝映画「ゴジラ」の撮影現場の手伝いをしたことをきっかけに、映画美術の世界に入り、彫刻家として新制作展(1955[昭和30]年の第19回展から1971[昭和46]年の第35回展まで)に出品を続けながら、映画の特撮シーンを数多く手がける。 1960(昭和35)| 東映で特撮美術監督。1962(昭和37)年第26回新制作展で《八咫》が新作家賞受賞、協友となる。 1965(昭和40)| 円谷特技プロダクションと契約、「ウルトラQ」「ウルトラマン」「ウルトラセブン」「マイティジャック」の怪獣、宇宙人、メカニックのデザインのほか、特技全般を手がける。 1968(昭和43)| 円谷プロを離れる。以後、ディスプレイデザイン、舞台、テレビ、映画の特撮を数多く担当。 1969(昭和44)| (株)モ・ブルを設立。 1970(昭和45)| 日本万国博覧会の岡本太郎作《太陽の塔》の内部に《生命の樹》をデザイン。 1972(昭和47)| 「突撃 ! ヒューマン !!」のキャラクターデザイン他特技全般を担当。 1983(昭和58)| 六本木アネックスで個展。朝日ソノラマより画集出版。 1990(平成2)| 京都府大江町(現・福知山市)に《鬼モニュメント》を制作。 1991(平成3)| 東京・銀座に「ギャラリー宇輪」開設(1992年まで)。 1994(平成6)| 北上市立鬼の館のためにレリーフ《鬼幻影》を制作。 1996(平成8)| フィルムアート社より『特撮と怪獣 わが造形美術』、『特撮美術』刊行。 1999(平成11)| 水戸芸術館現代美術ギャラリーで開催された椹木野衣企画の「日本ゼロ年」に出品。同年青森県が、ウルトラ関係のデザイン原画189点を購入。2006(平成18)年開館の青森県立美術館の所蔵品となった。 2002(平成14)| 2月26日、多発性脳梗塞のため永眠。享年72歳。 ▼書評・記事 『毎日新聞』2014年9月21日 「「ウルトラマン」など特撮作品のデザインや美術を手がけた著者の集大成」 『読売新聞』2014年9月28日書評 「ウルトラマンやその怪獣をデザインしたことで知られる成田亨。本書は、そのデザイン原画だけでなく、特撮美術、彫刻、絵画まで、氏の全活動にわたる全515点を収録した決定版作品集だ(後略)」(評・青木淳) 『朝日新聞』2015年2月15日書評 「成田亨──という名前になじみがなくても、〈ウルトラマン〉〈カネゴン〉〈バルタン星人〉と聞けば、「ああウルトラ怪獣!」とすぐに思い出せるだろう。(そう、彼こそは、ウルトラマンやウルトラセブン、そしてウルトラ怪獣たちの生みの親。伝説の怪獣デザイナー、いや、「アーティスト」である。(後略)」(評・原田マハ)
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桃山邑『河原者のけもの道』
¥2,420
▼書籍概要 B6判変型 並製 400頁 本体価格2,200円+税 ISBN 978-4-904702-91-8 C0074 2023年6月刊行 装幀 近藤ちはる 野戦攻城の幟の下、自らの手で野外に仮設劇場を建て、35年にわたり芝居をつづけてきた水族館劇場の座長、桃山邑最期のメッセージ。エッセイ、台本のほか、自らを赤裸々に語った8時間インタビューも収録する。 [主要内容] こんなふうに芝居の獣道を歩いてきた(インタビュー) 綯交の世界(エッセイ) おわかれだね/日雇下層労働の変容と山谷玉三郎の死 朱もどろの海の彼方から/ぼくの作劇法―座付き作者の使命 こんな音楽で舞台をいろどってきた 出雲阿國航海記(2022年公演台本) 水族館劇場 上演年表 寄稿:桑田光平・矢吹有鼓・佐藤良明・千代次 ▼著者プロフィール 桃山邑 (ももやま ゆう) 1957年生まれ。現代河原者にして水族館劇場座付作者。若い頃より建築職人として寄せ場を渡り歩く。1980年、曲馬舘最後の旅興行から芝居の獣道へ。1987年、水族館劇場として一座創設。以降35年にわたり寺社境内を漂流しながら人の縁を結んでゆく。2022年10月、銀河の涯へと旅立つ。桃山邑編『水族館劇場のほうへ』(2013年、羽鳥書店)。
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桑田光平・田口仁・吉野良祐[編]『東京時影 1964/202X』
¥3,520
▼書籍概要 A5判 並製 354頁 本体価格3,200円+税 ISBN 978-4-904702-89-5 C3010 2023年4月刊行 ブックデザイン 大西隆介・沼本明希子(direction Q) パンデミックで揺れ、変貌しつづける東京を歴史の地層から掘り起し、錯綜するイメージを切り取る。表象文化論からの果敢なアプローチ。 東京大学大学院総合文化研究科桑田ゼミにおけるリサーチを基礎に企画し、漫画、音楽、映画、文学、建築、美術──1964 年の東京、コロナ禍と五輪を経た現在の東京、両者を比較する表象分析の論考とエッセイ13 本を収録する。 [主要目次] 宙吊りの時間を記録する 桑田光平 序──「東京と」 田口仁 Part I/動 歩くこと──「人間の尺度」の回復 桑田光平 われら内なる動物たち──寺山修司、ダナ・ハラウェイ、AKI INOMATA 田口仁 Part II/時 Waves From A Seaside City in 1964──サーフィン、GS、City Pop 田口仁 都市のレイヤーを描く──マンガの中の東京、その地下 陰山涼 半醒半睡のシネマトグラフ──映画における東京と眠りの共同体について 高部遼 「壁」景から「窓」景へ──写真表現における東京を見る人の表象をめぐって 西川ゆきえ 無柱のメカニクス/かたちのポピュリズム──フラー・山田守・坪井善勝・丹下健三 吉野良祐 東京肉体拾遺──ボクシング、ミステリー、水 伊澤拓人 失踪者のための回路──都市における失踪表現の変遷 小林紗由里 Part III/標 赤瀬川原平の楕円幻想 桑田光平 ガールたちの無自覚な反乱──源氏鶏太と愛とBG 平居香子 ジオラマ都市のカタストロフ──ゴジラが去ったそのあとに 吉野良祐 Part X/夢 捏造のランデブー──樺美智子と土方巽 平居香子 あとがき 吉野良祐 人名索引/事項索引/図版一覧/執筆者紹介
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山本浩二『ミラノの森』
¥2,640
★刊行記念トークイベント★ 第2弾【終了】 出版記念対談「美の真実」 菅谷富夫(大阪中之島美術館館長)×山本浩二(画家) ミラノデザインを通して考える建築・プロダクトの意味と、古典と現代美術を俯瞰することで見えて来る芸術の深奥。広範な知識と経験から日本とヨーロッパ・地中海文明に横たわる美の真実を語り合います。 日時 2023年4月8日(土) 14:30〜16:30(開場14:00) 会場:大阪中之島美術館 1階ホール ・入場券のみ1500円(税込) ・書籍付入場券3700円(税込) 【申込】羽鳥書店 mail@hatorishoten.co.jp (@を半角@に変更してください) *下記HP問合せページからも送信できます。 https://thebase.in/inquiry/hatorishoten-official-ec *大阪中之島美術館 アクセス https://nakka-art.jp/visit/access/ ★刊行記念トークイベント★ 書籍先行発売【終了】 2022年8月12日(金) 19時〜(会場・オンライン同時開催) 会場:銀座 蔦屋書店 BOOK EVENT SPACE 山本浩二(画家)×古谷誠章(建築家) https://store.tsite.jp/ginza/event/architectural-design/27605-1241110704.html ▼書籍概要 四六判 上製 242頁 本体価格 2,400円+税 ISBN 978-4-904702-88-8 C0095 2022年9月刊行 ブックデザイン 白井敬尚形成事務所 ミラノの森──ミラノの街では、通りに⾯した建物の⾨扉は5mもの⾼さがあり、さまざまな時代のデザインが施され、扉の奥には鬱蒼とした森が広がっている。その奥深さはまた、⼈であり、歴史でもある。 ミラノの通り名がつけられた10 の章からなる、画家のエッセイ。ミラノを拠点に活躍する著者が、⽼舗画廊や書店とどう関係を築き上げていったか、また、その中で出会ったかけがえのない⼈々との交流を、⽂化的・歴史的背景を細やかに探りながら、澄明な⽂章でつづる。 ▼目次 サンタ・マリア・フルコリーナ通り Via Santa Maria Fulcorina ── ブルーノ・ダネーゼとジャクリーヌ・ヴォドツ チョヴァッソ通り Via Ciovasso ── 指揮者カルロ・マリア・ジュリーニと建築家フランチェスコ・ジュリーニ ヴェネツィア門 Porta Venezia ── ギャラリスト マッテオ・ロレンツェッリ(1) マンゾーニ通り Via Manzoni ── ナヴィリオ画廊とレナート・カルダッツォ ガレリア・ヴィットリオ・エマヌエーレII世 Galleria Vittorio Emanuele II ── ボッカ書店と、社主ジャコモ・ロデッティ ピアーヴェ通り Viale Piave ── 路面電車(トラム)9番の並木道 ラッザーロ・パラッツィ通り Via Lazzaro Palazzi ── 編集者ジェラルド・マストゥルッロ ヴィスコンティ・ディ・モドローネ通り Via Uberto Visconti di Modrone ── 映画監督ルキーノ・ヴィスコンティとジャン・ガレアッツォ・ヴィスコンティ ブエノス・アイレス大通り 2番地 Corso Buenos Aires 2 ── ギャラリスト マッテオ・ロレンツェッリ(2) ガリバルディ通り Corso Garibaldi ── ファッションデザイナー ナンニ・ストラーダ ▼著者プロフィール 山本浩二(やまもと こうじ) 画家 1951年生まれ。日本における抽象画の代表的作家の一人で、イタリア・ミラノを拠点に国際的に活躍する。2011年、内田樹氏の合気道場「凱風館」の能舞台に、抽象画による「老松」を制作し話題となる。ミラノでは、ボッカ書店に天井壁画を常設し、詩画集・随筆を出版、ロレンツェッリ・アルテで個展を開催。日本でも、銀座・永井画廊を中心に各地で活動。 画集『もうひとつの自然×生きている老松』 https://www.hatorishoten.co.jp/items/4874155
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板倉聖哲[編]『李公麟「五馬図」』Li Gonglin 'Wuma-tu’ (Li Gonglin’s Five Horses)
¥30,800
★編者による画集紹介 UTokyo BiblioPlazaより 日本語:https://www.u-tokyo.ac.jp/biblioplaza/ja/E_00218.html English:https://www.u-tokyo.ac.jp/biblioplaza/en/E_00218.html 板倉聖哲[編]『李公麟「五馬図」』 A3判 上製 84頁 スリーブケース入り 本体28,000円+税 ISBN 978-4-904702-75-8 C1071 撮影:城野誠治 ブックデザイン:原研哉+大橋香菜子 画集【特設サイト】 http://www.hatorishoten-articles.com/fivehorses.html ---------- 幻の神品、現る。 北宋時代、李公麟(りこうりん。1049?~1106)によって描かれ、中国の歴代王朝で愛蔵された「五馬図」を、原寸で紹介する、唯一無二の画集。 ▶︎内容構成 ・図版 李公麟筆「五馬図巻」 原寸・縮尺全図・拡大部分図 ・論文 板倉聖哲「李公麟筆「五馬図巻」の史的位置」 *年表・主要関連文献・中国語対訳(繁体字)・英文サマリー付 ▶︎編者プロフィール 板倉聖哲(いたくら まさあき) 1965年、千葉県生まれ。1988年、東京大学大学院人文科学研究科美術史学専攻、博士後期課程中退。大和文華館学芸部部員、東京大学東洋文化研究所助教授を経て、現在、同教授。研究領域は中国を中心とした東アジア絵画史。 [編著]『南宋絵画 才情雅致の世界』展図録(監修・共著)根津美術館、『講座日本美術史 第2巻 形態の伝承』(編・共著)『中国絵画総合図録三編 第1~5巻』(共編)『描かれた都─開封・杭州・京都・江戸』(共著)東京大学出版会、『日本美術全集第6巻 東アジアの中の日本美術』小学館、他。
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名雪晶子『コン・アニマ 魂を込めて、生き生きと』(写真集)
¥3,300
【終了】富士フイルムフォトサロン若手写真家応援プロジェクト【写真家たちの新しい物語】 名雪晶子 写真展「コン・アニマ ─ 魂を込めて、生き生きと」 会期:2021年4月2日(金)~4月15日(木) 会場:FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)内 富士フイルムフォトサロン 東京 スペース3 https://fujifilmsquare.jp/photosalon/tokyo/s3/21040205.html B5判変型 並製 84頁 本体価格3,000円+税 ISBN 978-4-904702-86-4 C0072 2021年4月下旬刊行 アートディレクション・ブックデザイン:長尾敦子 ▶︎概要 水の変幻自在なあり方に魅了され、そのさまざまな姿を撮り続けている写真家による、初の写真集。「柔らかいかと思えば、時には鉱石のように硬く見えることもあり、まわりの世界の色を溶かして輝く様はひとつの生命体のよう」。生き生きとした力がはじけて音楽がきこえてくる、そんな水の姿を、魂を込めて(con anima)映しとる。 ▶︎写真家プロフィール 名雪晶子 NAYUKI Shoko 1992年生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業。 祖母、両親が音楽家という環境に生まれ、音楽や美術に親しんで育った。大学時代、写真家で教授の上田義彦氏の授業をきっかけに真剣に写真と向き合い始める。幼い頃から抱いていた水の流れへの興味を昇華させようと、作品を作り続けている。 公式HP https://nayukishoko.com FAVORRIC(フェイバリック)のアーティストサイト https://favorric.com/artist/shoko_nayuki
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喜多崎親『甦る竪琴──ギュスターヴ・モロー作品における詩人イメージの変遷』
¥4,620
A5判 上製 288頁(口絵8頁) 本体価格4,200円+税 ISBN 978-4-904702-84-0 C3070 2021年2月中旬刊行 ブックデザイン:原研哉+矢崎花 ▶︎概要 画家が生涯描きつづけた詩人の主題。そこに託したメッセージとは何か。 ギュスターヴ・モロー(1826-98)が、1860年代から晩年にかけて制作した6つの作品を対象に生成過程を分析し、詩人イメージがいかに形成され変容していったかを明らかにする。19世紀後半、新しい芸術の担い手たちが次々に登場する時代、新しい歴史画を模索したモローは、独自の図像を生み出していった。 ▶︎目次 序論 第一章 インスピレーションの寓意──「ヘシオドス」テーマの変奏 第二章 哀悼の神話──新しい神話画としての《オルフェウス》 第三章 オリエント幻想──《聖なる象》の異国趣味 第四章 詩想の喪失──《人類の生》の二つのヴァージョン 第五章 浄化と再生──《ユピテルとセメレ》の逸脱 第六章 甦る竪琴──《死せる竪琴》と終末のヴィジョン 結論 あとがき 文献一覧/図版一覧/作品名索引/人名索引 ▶︎著者プロフィール 喜多崎親(きたざき ちかし) 成城大学文芸学部教授。早稲田大学大学院文学研究科博士課程中退。博士(文学)。国立西洋美術館主任研究官、一橋大学大学院教授などを経て現職。専門は19 世紀フランス美術史、特に近代の宗教画や象徴主義。著書に『聖性の転位――九世紀フランスに於ける宗教画の変貌』(三元社、2011)、編著に『岩波 西洋美術用語辞典』(益田朋幸と共編著、岩波書店、2005)、『近代の都市と芸術1 パリI 』(竹林舎、2014)、『前ラファエッロ主義――過去による19世紀美術の革新』(三元社、2018)など。
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板倉聖哲・髙岸 輝[編]『日本美術のつくられ方──佐藤康宏先生の退職によせて』
¥13,200
A5判 上製 800頁 本体価格12,000円+税 ISBN 978-4-904702-82-6 C3071 2020年12月刊行 ブックデザイン:白井敬尚形成事務所 ▶︎概要 今、日本美術史研究で何が起き、どこに射程が広がっているのか? 若冲研究の第一人者である佐藤康宏教授(東京大学大学院人文社会系研究科・文学部)の退職によせた論考集成。第一線で活躍する学芸員・研究者31名が拓く、最先端の読みの試み。 ▶︎主要目次 Ⅰ 絵のすがた、像のかたち──古代・中世 Ⅱ ひろがる世界、つながる絵画──近世〔1〕 Ⅲ 社会のなかの絵師たち──近世〔2〕 Ⅳ 日本美術の今を創る──近代・現代 ▶︎執筆者[登場順] 増記隆介(神戸大学)/佐々木守俊(清泉女子大学)/佐藤有希子(奈良女子大学)/伊藤大輔(名古屋大学)/五月女晴恵(北九州市立大学)/髙岸輝(東京大学)/荏開津通彦(山口県立美術館)/板倉聖哲(東京大学)/三戸信惠(山種美術館)/鷲頭桂(東京国立博物館)/五十嵐公一(大阪芸術大学)/野田麻美(静岡県立美術館)/野口剛(根津美術館)/田中英二(うげやん)/伊藤紫織(尚美学園大学)/門脇むつみ(大阪大学)/池田芙美(サントリー美術館)/馬渕美帆(神戸市外国語大学)/横尾拓真(名古屋市博物館)/森道彦(京都国立博物館)/曽田めぐみ(東京国立博物館)/山際真穂(すみだ北斎美術館)/中田宏明(群馬県立近代美術館)/中谷有里(高知県立美術館)/岡島奈音(文化学園大学)/中村麗子(東京国立近代美術館)/植田彩芳子(京都文化博物館)/吉田暁子(目黒区美術館)/村田梨沙(秋田市立千秋美術館)/廣瀬就久(岡山県立美術館)/片岡香(川崎市岡本太郎美術館)
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水族館劇場『朱もどろの海の彼方から──報告・琉球幻視行』(委託販売品)
¥1,650
B5判 並製 100頁 本体価格1500円+税 装幀:近藤ちはる 発行:水族館劇場 2019年12月 ▶︎概要 水族館劇場は、「さすらい姉妹」興行として2019年「風車(かじまやー)の便り──戦場ぬ止み音楽祭2019」へ参加し、5月に東京上野で、七月には沖縄で『陸奥(みちのおく)のの運玉義留(んたまぎるー)』(作演出 翠羅臼)を上演した。10月、沖縄というテーマを引き継いで、水族館劇場座長の桃山邑によって新たな台本「GO! GO! チンボーラ」が書かれ、東京世田谷の太子堂八幡神社で奉納芝居として上演された。 本書は、二つの台本(★)を収録するとともに、沖縄公演から、沖縄をめぐる新たな芝居上演にいたる記録として編んだものである。 『陸奥の運玉義留』(作演出 翠羅臼)★ 「風車の便り──戦場ぬ止み音楽祭2019」参加 東京 上野 水上音楽堂 5月31日 沖縄 辺野古 キャンプシュワブゲート前テント 7月12日 那覇 新都心公園 天幕渋さ 特設ステージ 7月13日 「赤い森の彼方へ──沖縄のアンダーグラウンド」(水族館劇場主催) 東京 新大久保EARTHDOM 7月5日 『GO! GO! チンボーラ~ 満月篇』(作演出 桃山邑) 東京 三軒茶屋 太子堂八幡神社境内 例祭奉納芝居 10月13日 『海を越える蝶 GO! GO! チンボーラ~ 満月篇 弐の替わり』(作演出 桃山邑)★ 東京 新大久保EARTHDOM 12月13日 ▶︎目次 沖縄から世界へ。世界から沖縄へ。──移民、貧困、歴史。希望なき社会の希望 桃山 邑 陸奥の運玉義留(作演出 翠羅臼) ボンヤリ沖縄行き 千代次 冬のかんげーぐと 居原田 遥 来訪と放浪─さすらい姉妹の旅の夏 梅山いつき 沖縄報告(辺野古─高江─安部海岸─読谷村)──2016年暮れ 秋浜 立 海を越える蝶 GO! GO! チンボーラ~ 満月篇 弐の替わり(作演出 桃山邑) ▶︎関連書 桃山邑[編]『水族館劇場のほうへ』 http://www.hatorishoten.co.jp/items/4873600 水族館劇場『横浜寿町公演 FishBone 特別編集号』2017&2018 http://www.hatorishoten.co.jp/items/11150539 乾緑郎『ドライドックNo.8 乾船渠八號』 http://www.hatorishoten.co.jp/items/26902335
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やなぎみわ『神話機械』
¥3,080
「やなぎみわ展 神話機械」 高松市美術館 2019年2月2日〜3月24日 アーツ前橋 2019年4月19日〜6月23日 福島県立美術館 2019年7月6日〜9月1日 神奈川県民ホールギャラリー 2019年10月20日〜12月1日 https://www.kanakengallery.com/detail?id=36191 静岡県立美術館 2019年12月20日〜2020年2月24日 http://spmoa.shizuoka.shizuoka.jp/exhibition/detail/57 ★公式図録 A4判変型 並製 128頁 本体2,800円+税 ISBN 978-4-904702-76-5 C1071 2019年3月刊行 ブックデザイン:木村三晴 【終了イベント】 羽鳥書店創業10周年記念&安藤礼二『迷宮と宇宙』刊行記念 「安藤礼二×やなぎみわ トークイベント」 11/18(月)19時より 会場:紀伊國屋ホール https://www.kinokuniya.co.jp/c/label/20190920095000.html ▶︎概要 火と桃投げと別離の古代神話から、人外で永久に演じつづけるマシンたちの神話世界へ。 美術と舞台を往還するやなぎみわ、10 年ぶりの大規模個展「神話機械 Myth Machines」公式図録(高松市美術館、アーツ前橋、福島県立美術館、神奈川県⺠ホールギャラリー、静岡県立美術館)。 福島の桃を撮影した新作シリーズ〈女神と男神が桃の木の下で別れる〉や、自動で演じつづけるマシン4機がつくりあげる演劇空間《神話機械》の会場写真を中心に、これまでの代表作や演劇アーカイブなどの資料も充実。 ▶︎目次 作品 Works 演劇アーカイブ Theatrical Archives 作品一覧 List of Works テキスト 「乗り入れの箱」毛利直子(高松市美術館学芸員) 「桃と境界をめぐって」荒木康子(福島県立美術館学芸員) 「折口信夫、中上健次、やなぎみわ──「うつほ」の共振」安藤礼二(文芸評論) 「遊行する機械──やなぎみわのステージトレーリング計画」高山 宏(視覚文化論) 略歴 Biography 主要文献目録 Bibliography ▶︎プロフィール やなぎみわ 1967年神戸市生まれ。1991年京都市立芸術大学大学院(工芸専攻)修了。1990年代半ばより、若い女性をモチーフにCGや特殊メークを駆使した写真作品を発表し、とりわけ、制服を身につけた案内嬢たちが商業施設空間に佇む〈エレベーター・ガール〉、2000 年より女性が空想する半世紀後の自分を写真で再現した〈マイ・グランドマザーズ〉、少女と老婆が登場する物語を題材にした〈フェアリー・テール〉シリーズ等により世界的な評価を受ける。2009年第53回ヴェネチア・ビエンナーレ日本館代表、2010年より演劇プロジェクトを始動。大正期の日本を舞台に新興芸術運動の揺籃を描いた『1924』三部作(2011–2012)を美術館と劇場双方で上演し話題を集めた。あいちトリエンナーレ2013にて上演した『ゼロ・アワー 東京ローズ最後のテープ』は2015年アメリカ・カナダ数か所を巡回した。ヨコハマトリエンナーレ2014を皮切りにステージトレーラー・プロジェクトが立ち上がり、2016年には野外劇『日輪の翼』(原作:中上健次)となって横浜・新宮・高松・大阪・京都への移動公演を行った。2018年高雄市立美術館(台湾)の国際企画展に招待され、新作写真〈女神と男神が桃の木の下で別れる〉等を発表した。
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鴻池朋子『ハンターギャザラー』
¥3,080
▼体裁 A5判ヨコ 上製 128頁 本体価格 2,800円+税 ISBN 978-4-904702-73-4 C1071 2018年11月刊行 写真:永禮 賢 ブックデザイン:小川順子 秋田県立近代美術館「鴻池朋子 ハンターギャザラー」展 2018年9月15日〜11月25日 https://www.akita-abs.co.jp/konoike/ もはや観客は人間だけではない 奥羽山脈に響くうたに乗って 鴻池の侵犯はさらにつづく 自然との摩擦からおこす 確かなエネルギー変換へ ▼概要 現代アーティスト、鴻池朋子の最新作品集。 獲物を捕り料理する、木を伐採し石を積み家にする、モチーフを集め絵画にする。ハンターギャザラー(狩猟採集民)として人間は、自然を人間界へ引きずり込む方向のみへと文化を発展させてきた。この〈原型〉をいかに解体、転換できるか。 喰う動物たちの姿を描いた幅8m×高さ6mのカービング(板彫り絵画)、東北で害獣駆除された動物たちの毛皮と山脈の空間「ドリーム ハンティング グラウンド」などの新作を収録。 [目次] ロンドンのカレー屋で 村井まや子(対談) 木枠のなかで宗教を想う 江川純一 かたどる 三浦佑之(対談) かかとに棲む狼 鴻池朋子 呪文/山に食べられる/竜巻/毛皮/啼き声/トンビ/刺しては縫う物語/宝と棺/海にのまれ/見る人よ何を見ている/1といっぱい/大切なことは言葉にしない 地球にぶたれる 鴻池朋子 ハンターギャザラー 鴻池朋子 Hunter Gatherer Tomoko Konoike 展覧会記録 作品一覧 List of Works ▼プロフィール 鴻池朋子(こうのいけ・ともこ) 美術家。1960年秋田県生まれ。様々なメディアでトータルインスタレーションを行い、芸術の問い直しを試みている。近年では2016年「Temporal Turn」スペンサー美術館・自然史博物館(カンザス大学)、2017年「Japan-Spirits of Nature」アクバラル美術館(スウェーデン)、2018年「Kalevala」ケラバ美術館(フィンランド)など。個展は2009年「インタートラベラー 神話と遊ぶ人」東京オペラシティ、2015年「根源的暴力」神奈川県民ホール、2018年「Fur Story」 Leeds Arts University(イギリス)など。現在、秋田県立近代美術館にて「鴻池朋子 ハンターギャザラー」を開催中。 [著書]『インタートラベラー 死者と遊ぶ人』(2009年)、『焚書 World of Wonder』(2011年)、『根源的暴力』(2015年)、『どうぶつのことば 根源的暴力をこえて』(2016年)、いずれも羽鳥書店刊。
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佐藤康宏『絵は語り始めるだろうか──日本美術史を創る』
¥13,200
▼体裁 A5判 上製 960頁 本体価格 12,000円+税 ISBN 978-4-904702-72-7 C0071 2018年12月刊行 ブックデザイン:白井敬尚形成事務所(白井敬尚・江川拓未) ▼概要 絵画の中で何が起きているのか? それはなぜ若冲ではないのか? 佐藤康宏著述撰 挑発/分析/読みなおし 「絵は語り始めるだろうか」(1993年)以降20余年の間に発表した論考のなかから31編を〈どういえばいいのだろう〉〈記述と鑑識〉〈語りなおす〉〈批評と翻訳〉の4部構成にまとめる。すべての論考の末尾には「後記」(短い解題、補註)を付す。図版402点掲載。 ▼目次 どういえばいいのだろう 1 絵は語り始めるだろうか 2 中国絵画と日本絵画の比較に関する二、三の問題──戸田禎佑『日本美術の見方』を受けて 3 日本絵画の中の文字 4 境界の不在、枠の存在──日本美術について私が知っている二、三の事柄 5 つなげて見る──「名作誕生」展案内 6 連想・日本美術史附 宣伝文二題 記述と鑑識 7 ディスクリプション講義 8 若冲という事件 9 真贋を見分ける──江戸時代絵画を例に 10 若冲・蕭白とそうでないもの 11 プライス本鳥獣花木図が若冲の作ではないこと──辻惟雄氏への反論 語りなおす(1) 12 室町の都市図 13 高雄観楓図論 14 南蛮屛風の意味構造 15 又兵衛風諸作品の再検討 16 物語絵の伝統を切断する──岩佐又兵衛「梓弓図」 17 見返り美人を振り返る 18 江戸の浮世絵認識 語りなおす(2) 19 中国の文人画と日本の南画 20 戦略としてのアナクロニズム──明末奇想派と曾我蕭白 21 蕭白のいる美術史 22 雨後の菡萏──渡邉崋山「芸妓図」を読む 23 雅の断末魔──菊池容齋「呂后斬戚夫人図」 24 近代の日本画──前近代の眼で 25 小林清親の東京名所図──「海運橋」を中心に 批評と翻訳 26 文化庁の仕事──見えない博物館 27 国立博物館・美術館等の独立行政法人化問題──美術史学会からのアピール 28 放送大学試験問題文削除事件 29 書評・選評 30 ノーマン・ブライソン著 佐藤康宏訳「言説、形象──『言葉とイメージ』第一章」 31 ノーマン・ブライソン著 佐藤康宏訳「身体を西洋化する──明治洋画における女性・美術・権力」 作品名索引 人名索引 図版一覧 あとがき──日付のある文章の後に ▼著者プロフィール 佐藤康宏(さとう やすひろ) 1955年、宮崎県生まれ。東京大学文学部美術史学専修課程卒業、同大学院人文科学研究科修士課程修了。東京国立博物館学芸部資料課文部技官、文化庁文化財保護部美術工芸課文化財調査官(絵画部門)、東京大学文学部助教授(美術史学専修課程)を経て、現在、東京大学大学院人文社会系研究科・文学部教授。 日本美術史、特に室町時代から江戸時代初期にかけての風俗画、若冲・蕭白と南画を中心とする江戸時代絵画を専門とする。絵画に隠された意味の構造を読み解き、美術作品と社会状況との関連を追う。 『講座 日本美術史』(全6巻、東京大学出版会、2005年)の編集・執筆を手がけたほか、著書に『若冲・蕭白』(小学館、1991年)、『歌麿と写楽』『祭礼図』(至文堂、1996年、2006年)、『浦上玉堂』(新潮社、1997年)、『もっと知りたい伊藤若冲』(東京美術、2006年、改訂版2011年)、『改訂版 日本美術史』(放送大学教育振興会、2014年)、『湯女図──視線のドラマ』(平凡社、1993年。ちくま学芸文庫、2017年)など。論文「蕭白新論」(『新編名宝日本の美術27 若冲・蕭白』、小学館、1991年)で第四回國華賞を受賞。著書『絵は語る11 湯女図──視線のドラマ』(平凡社、1993年)で第6回倫雅美術奨励賞を受賞。
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山口晃『すゞしろ日記 参』
¥2,530
B5判 並製 152頁(カラー24頁) 本体価格 2,300円+税 ISBN 978-4-904702-69-7 C1071 2018年2月刊行 印刷・製本 大日本法令印刷 ▼書評・記事 『朝日新聞』2018年3月18日書評 「(前略)帯の売り文句に「エッセー漫画」とあるけれど、むしろ音楽で言うラップとDJの掛け合いが近い。手書きの譜面と言ってもいい。実験精神に寄せて言えばさしずめ図形楽譜か。(後略)」(評・椹木野衣/美術批評家) 『銀座百点』2018年5月号 「大根もすゞしろと書けば印象は違う。本書も味気ない日常を賑やかす絵日記。」「飄々として狷介とは真逆の人柄。展覧会も押すな押すなの盛況だ。性は清白(すゞしろ)、客はすゞなり。」(評・伊藤豊/銀座 教文館) 『月刊アートコレクターズ』2018年3月号 BOOK GUIDE 『北日本新聞』2018年4月1日「県内書店 注目のコミック」 ▼概要 画家・山口晃のエッセー漫画、第三弾。連載12年を超えた「UP版すゞしろ日記」第101〜150回を中心に、すゞしろ日記風作品を収録。日々の““どーでもいいけど楽しげなこと”を、まるごと一冊に。 【収録作品】「 UP版すゞしろ日記」第101~150回(『UP』)、「当卋 銀座探訪」(『銀座百点』)、「暁斎絵日記風」(『美術手帖』)、「今月の野菜」(NHK 趣味の園芸『やさいの時間』)、「ラヂオの現場 見学記」「私的 愛しのスターウォーズ」「それ行け! オランジュリー パリー美術紀行」(『BRUTUS』)、「姫路城 見学記 ただ今工事中」(『婦人画報』)、「ワンだふるアートワールド」(『SPUR』)。 [目次] 端書き I すゞしろ日記風 当世 銀座探訪 暁斎絵日記風 やさいの時間 ラヂオの現場 見学記 それ行け! オランジュリー パリー美術紀行 姫路城 見学記 ただ今工事中 ワンだふるアートワールド 私的 愛しのスターウォーズ II UP版すゞしろ日記 101〜150回 ▼プロフィール 山口晃(やまぐちあきら) 画家。1969年東京都生まれ。群馬県桐生市育ち。1996年東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻(油画)修士課程修了。近年の主な展覧会に、2011年「Bye Bye Kitty!!!展」(ジャパンソサエティ、NY)、2012年「望郷TOKIORE(I)MIX展」(銀座メゾンエルメス)。2012年から13年にかけて「山口晃展」が3都市を巡回し、地元群馬の県立館林美術館で「山口晃展 画業ほぼ総覧─お絵描きから現在まで」が開催される。2015年から16年にかけては、水戸芸術館現代美術ギャラリー、霧島アートの森、馬の博物館、愛媛県道後地区、ミヅマアートギャラリーで個展が相次いで開かれた。成田国際空港、副都心線西早稲田駅や大分駅のパブリックアート、山梨県富士山世界遺産センターのシンボル絵画を手がける一方、新聞小説や書籍の挿画・装画、CDジャケットなど活動の幅は多岐にわたる。文筆においても、2012年刊行の『ヘンな日本美術史』が第12回小林秀雄賞を受賞。2017年には群馬県桐生市初の藝術大使に就任し、ますます意欲的な活動を展開。 [作品集・著書] 『山口晃作品集』(東京大学出版会、2004年) 『山口晃が描く東京風景─本郷東大界隈』(東京大学出版会、2006年) 『さて、大山崎』(光村推古書院、2009年) 『すゞしろ日記』(羽鳥書店、2009年) 『ヘンな日本美術史』(祥伝社、2012年) 『山口晃 大画面作品集』(青幻舎、2012年) 『日本建築集中講義』藤森照信・山口晃(淡交社、2013年) 『すゞしろ日記 弐』(羽鳥書店、2013年) 『山口晃 前に下がる 下を仰ぐ』(青幻舎、2015年) 『探検!東京国立博物館』藤森照信・山口晃(淡交社、2015年) 2018年2月5日 初版
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山口晃『すゞしろ日記 弐』
¥2,420
B5判 並製 136頁(カラー24頁) 本体価格 2,200円+税 ISBN 978-4-904702-43-7 C1071 2013年11月刊行 著者自装 印刷・製本 大日本法令印刷 ▼書評・記事 『読売新聞』2014年1月12日書評 「一話完結全五十回、読めばスカッと憂さも晴れる!(中略)山口晃画伯の“エッセー漫画”が、面白すぎて困ります。(中略)とまあ手放しで絶賛してしまうわけだが、きっとこれも画伯のお人柄のなせるわざに違いありません」(評・平松洋子/エッセイスト) 『すこやか健保』2014年2月号 『美術手帖』2014年3月号 ▼概要 エッセー漫画 待望の第二弾 面白きことも無き世を、面白く! 画家・山口晃の“どーでもいいけど楽しげなこと”満載 各地での個展開催、小林秀雄賞受賞とますます大活躍の画家・山口晃のエッセー漫画第2弾。「UP版すゞしろ日記」第51~100回を中心に、各バージョンもたっぷり。「美術の窓版すゞしろ日記」(美術の窓)、「冷泉 家の起こり」(芸術新潮)、「当世養生訓」「当世夫婦道行」「当世おくの細道」「青春物忘れ」「当世胸算用」(文藝春秋SPECIAL)、「当世お伊勢参り」(産経新聞)、「セザンヌ紀行」(BRUTUS)、「美術手帖版すゞしろ日記②」(美術手帖)、「私的 谷根千マップ」(和楽)、「スターウォーズ 帝国兵半生之記」(朝日新聞)を収録。カラー原画はカラーで再現。 [目次] I すゞしろ日記風 美術の窓版すゞしろ日記 或る日の駄洒落──浮かんじゃったものはしょーがない 冷泉 家の起こり 当世養生訓 お気楽養生/腰はたいせつ/雲古あれこれ… 当世夫婦道行(めをとのみちゆき) 当世胸算用──凡夫死ヲ想フ 当世おくの細道──歌枕 さがしあぐねて 草まくら の巻 青春物忘れ セザンヌ紀行──エクスアンプロヴァンス 行くさ!プロざんす 美術手帖版すゞしろ日記②──利休翁2枚の肖像画のこと 当世お伊勢参り 花より団子/夏越の大祓 私的 谷根千マップ スターウォーズ 帝国兵半生之記 II UP版すゞしろ日記 UP版すゞしろ日記 第51回~第100回 作品一覧 ▼プロフィール 山口 晃(やまぐち あきら) 画家。1969年東京都生まれ。群馬県桐生市育ち。1996年東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻(油画)修士課程修了。2007年、会田誠との二人展「アートで候。会田誠 山口晃展」(上野の森美術館)、2008年には関西初となる「さて、大山崎 山口晃展」(アサヒビール大山崎山荘美術館)を催し、以降、各地で展覧会が開かれている。2012年、メゾンエルメス銀座「望郷 TOKIORE(I)MIX」展。同年11月には平等院養林庵書院に襖絵を奉納し、特別公開された。2013年、地元群馬の県立館林美術館で、「山口晃展 画業ほぼ総──お絵描きから現在まで」を開催。近年、公共広告機構マナー広告「江戸しぐさ」、成田国際空港や東京メトロ副都心線のパブリックアートなどを手がける一方、新聞小説や書籍の挿画・装画、CDジャケットなど活動の幅は多岐にわたる。文筆においても、2012年に刊行した『ヘンな日本美術史』が第12回小林秀雄賞を受賞。ますます意欲的な創作活動を展開中。 [作品集・著書] 『山口晃作品集』(東京大学出版会、2004年) 『山口晃が描く東京風景──本郷東大界隈』(東京大学出版会、2006年) 『さて、大山崎』(光村推古書院、2009年) 『すゞしろ日記』(羽鳥書店、2009年) 『ヘンな日本美術史』(祥伝社、2012年) 『山口晃 大画面作品集』(青幻舎、2012年) 『日本建築集中講義』藤森照信・山口晃(淡交社、2013年) 2013年11月30日 初版 2013年12月20日 第2刷
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鴻池朋子『Tornado Hunting』(委託販売品)
¥1,750
★ 読者の皆様、書店様へ 本冊子はISBNがついていませんので、一般書店ではご注文できません。 当サイトでは、委託により販売しています。 A4判 並製 22頁 オールカラー 本体価格1500円+税 (本サイトでは税込1650円に送料100円を頂戴します) 発行:ミミオスタジオ 2017年10月 鴻池朋子の米国カンザスでの、旅と展覧会の様子が、写真とテキストの冊子となりました。 「Temporal Turn 現代アジアにおける芸術と思索」展 カンザス大学スペンサー美術館(アメリカ) 2016年11月10日〜2017年3月12日 (下記本文より抜粋) ...眺めていると、あるはずのない人の形がジオラマ中央に見えた。動物剥製しかいないのに、どういうわけか私はその構図の中心に人影を幻視してしまうのだ。だから展示は、試しにリアルな子どもの脚の形を鎮座させてみようと。そうしたら多分、この博物館は「完成」する。 ウインドウの中は古い合成樹脂のような化学物質の匂いがピリピリと鼻についた。そして子どもの下半身を泉の縁に腰掛けさせる。腰の断面には材質が剥製とグラデーションするように狼の毛皮を巻きつけた。すると、その場所はまるで100年もの長い間、ずっと剥製たちがこの作品のために空けておいてくれた「王座」のように見えた。うっとりする光景だろう。 ところが私は、設置後いやーな気分に取り憑かれた。博物館というものが隠喩していたことを露見させてしまったような、批判めいた哲学的な匂いが立ち込め、カラッとしないのだ。カラッとしないから、知的なセンチメンタルに引き寄せられてしまい、面白い展示なのにバカっぽい強度がでない。しかもそれを修正できない。その後も嫌な気持ちは尾を引いた。もうこういう誰かがやったような手口はやめよう。... ▼プロフィール 鴻池 朋子(こうのいけ ともこ) 1960年秋田市生まれ。東京芸術大学日本画専攻卒業後、玩具と雑貨の企画、デザインの仕事に携わり、その後絵画、彫刻、アニメーション、絵本などの手法を駆使したインスタレーションで現代の神話を描き続ける。近年では、海外でのグループ展の他、ワークショップも国内外で多数開催。秋田では「東北を開く神話展」、人間と野生の境にある秋田県森吉山避難小屋での「美術館ロッジ」、歴史には記されない現代の民俗を記録する「物語るテーブルランナー」などの継続的なプロジェクトを行い、一方で、開発と地形の問題からパブリックアートの制作を続ける。 鴻池朋子 公式HP http://tomoko-konoike.com/ VOLCANOISE http://www.volcanoise.com/ ▼関連書 鴻池朋子 『インタートラベラー 死者と遊ぶ人』 http://www.hatorishoten.co.jp/items/4868936 『焚書 World of Wonder』 http://www.hatorishoten.co.jp/items/4873345 『根源的暴力』 http://www.hatorishoten.co.jp/items/4874177 『どうぶつのことば──根源的暴力をこえて』 http://www.hatorishoten.co.jp/items/4835702
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水族館劇場『横浜寿町公演 FishBone 特別編集号』2017&2018セット(委託販売品)
¥2,200
*セット販売 横浜寿町にひと夏かぎり開催された、水族館劇場のヨコハマトリエンナーレ・ヨコハマプログラムの一大ページェントを記録する、るなぱあく特集号。 会期途中に製作された2017年9月の特別編集号と、2018年4月の新宿花園神社公演にあわせて製作された「総集編」の特別編集号との2冊セットでお届けします。 ▼各号の詳細は、以下をご覧ください。 水族館劇場『横浜寿町公演 FishBone 特別編集号』(2017) http://www.hatorishoten.co.jp/items/8470262 水族館劇場『横浜寿町公演 【総集編 2018】FishBone 特別編集号』 http://www.hatorishoten.co.jp/items/11150519
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水族館劇場『横浜寿町公演 【総集編 2018】FishBone 特別編集号』(委託販売品)
¥1,430
★ 読者の皆様、書店様へ 本冊子はISBNはついていませんので、一般書店ではご注文できません。 当サイトでは、委託により販売しています。 *会場等では税込1300円で販売しておりましたが、消費税をつけた価格に変更いたしました。ご了承ください。 A4判 並製(中綴じ製本) 44頁 オールカラー デザイン:近藤ちはる 発行:水族館劇場 2018年4月15日 ▼概要 横浜寿町にひと夏かぎり開催された、水族館劇場のヨコハマトリエンナーレ・ヨコハマプログラムの一大ページェントを記録する、るなぱあく【総集編】! アウトオブトリエンナーレ 2017.8.3─9.17 「盜賊たちのるなぱあく」 芝居公演 2017.9.1─5 / 9.13─17 「もうひとつの この丗のような夢 寿町最終未完成版」 特設サイト:http://www.suizokukangekijou-yokohama2017.com/ 水族館劇場公式HP:http://suizokukangekijou.com/ 今号(2018)は、2017年横浜寿町の夏を、町の関係者の声、るなぱあく参画者やヨコトリ関係者、一線の研究者のエッセイなど、るなぱあく全体の総集編として、新たに27名の書下し原稿を収録。前号(2017)で掲載できなかった、芝居を中心としたるなぱあく会期後半のグラビアを一挙公開。 ▼前号(2017)および、セット販売(2017&2018) 2017年版 FishBone特別編集号(1,404円) http://www.hatorishoten.co.jp/items/8470262 2017&2018 FishBone特別編集号セット(税込2,160円) http://www.hatorishoten.co.jp/items/11150539 ▼目次 みえない境界からあふれでるように叫びとささやきが呼んでいる 桃山 邑 世の終わり 近づきくればいつの日か おれたちの出番くると知りそめ 野本三吉 とある実録・寿町 千代次 水族館劇場の寿町公演を観て 村田由夫 寄せ場寿町の夏 小林直樹 水族館劇場の芝居 佐藤眞理子 二〇一七年夏、横浜寿町に異変がおきた! 長澤浩一 「寿には娯楽がない」という 近藤 昇 今年の寿町夏祭り、何故いつもの場所でやらないんだろう? 石井淳一 盜賊たちの思い出のるなぱあく 癸生川 栄 月明かりに立って 相澤虎之助 るなぱあく古書街 宮地美華子 ゴドー達の街へ 津田三朗 あてにしないで待て もうひとつふたつの夢 この丗のような白昼夢(るなぱあく) 椹木野衣 「この丗のような夢」@寿町 逢坂恵理子 島と星座とガラパゴスと水族館劇場──「この丗のような夢 寿最終未完成版」公演顛末記 庄司尚子 台風への備え 野口敦子 水族館劇場の美学――「関係性の美学」でも「敵対性の美学」でもなく 藤田直哉 「水」の奇跡 毛利嘉孝 新生果実 村井良子 水族館劇場へようこそ 桑田光平 ジャズと演歌と桃山邑 佐藤良明 黒い翁 安藤礼二 孤独な熾火たちのために──「盜賊たちのるなぱあく」の名残 田中 純 鈴木清『天幕の街』より ▼「盜賊たちのるなぱあく」参画者 会田誠・毛利嘉孝・藤田直哉・野本三吉(加藤彰彦)・鬼海弘雄・岡本光博・葵生川栄・大島幹雄・ボッチン・大坂秩加・尾形一郎/尾形優・津田三朗・渡辺友一郎・映像制作集団 空族・安田登・玉川奈々福・本橋信宏・東良美季・鈴木義昭・伊藤裕作・田中優子・翠羅臼・高沢幸男・荒木剛・田中純 ▼関連書 ▽ 桃山邑[編]『水族館劇場のほうへ』 http://www.hatorishoten.co.jp/items/4873600 ▽ 田中純 『過去に触れる───歴史経験・写真・サスペンス』 http://www.hatorishoten.co.jp/items/4874205 『イメージの自然史──天使から貝殻まで』 http://www.hatorishoten.co.jp/items/4873243 ▽ 尾形一郎 尾形優 『私たちの「東京の家」』 http://www.hatorishoten.co.jp/items/4873707 『沖縄彫刻都市』 http://www.hatorishoten.co.jp/items/4873995 ▽ 高山宏 『夢十夜を十夜で』 http://www.hatorishoten.co.jp/items/4873501
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水族館劇場『横浜寿町公演 FishBone 特別編集号』(2017)(委託販売品)
¥1,430
★ 読者の皆様、書店様へ 本冊子はISBNはついていませんので、一般書店ではご注文できません。 当サイトでは、委託により販売しています。 *会場等では税込1300円で販売しておりましたが、消費税をつけた価格に変更いたしました。ご了承ください。 A4判 並製(中綴じ製本) 44頁 オールカラー デザイン:近藤ちはる 発行:水族館劇場 2017年9月1日 ▼概要 横浜寿町にひと夏かぎり開催された、水族館劇場のヨコハマトリエンナーレ・ヨコハマプログラムの一大ページェントを記録する、るなぱあく総力特集! アウトオブトリエンナーレ 2017.8.3─9.17 「盜賊たちのるなぱあく」 芝居公演 2017.9.1─5 / 9.13─17 「もうひとつの この丗のような夢 寿町最終未完成版」 特設サイト:http://www.suizokukangekijou-yokohama2017.com/ 水族館劇場公式HP:http://suizokukangekijou.com/ グラビアページでは、るなぱあくの全景・全容を紹介。「この丗のような夢」三部作を構成する、三重県芸濃町公演、新宿花園神社公演、それぞれの特集ページも。 21名にのぼる寄稿者による充実のテキストを収め、るなぱあく参画者・役者・スタッフの詳細な紹介文も必見。 ▼目次 道窮まり命乖くも 桃山 邑 どっこい人間節の街 ── 老いていくことの意味 野本三吉 寿町でブルースを 二見 彰 黒い翁(サトゥルヌス)の子供たち ──トリエンナーレを地底から撃つために 田中 純 序破急ならぬ、破序急、そして転々々……旅は続く 淺野幸彦 藝能の根源から 安田 登 地霊と共に生まれ変わる「この丗の夢」 大島幹雄 江戸文化のからくり 田中優子 天幕芝居の原像 翠 羅臼 桃山讃江 内堀 弘 観劇記 ── 水族館劇場「この丗のような夢・全」への返歌 三枝明夫 雑感 水族館劇場と写真家・鈴木 清 ── 夢と現のマージナル 鈴木 光 一九八七年、その頃ぼくは何をしていただろう 那須太一 寿の空をヒラヒラと 秋浜 立 誰のための芸術? 毛利嘉孝 水族館劇場が、地域アートに齎すかもしれないもの 藤田直哉 水族館劇場さんとの関わり 岡本光博 一夏の「幻」を捉えるために。 居原田 遥 楽日、寿町に行ってみよう(かな) 高山 宏 思ふ行くへの …… 。 中原蒼二 編集後記にかえて 矢吹有鼓 執筆者・参画者・役者・スタッフ紹介 ▼「盜賊たちのるなぱあく」参画者 会田誠・毛利嘉孝・藤田直哉・野本三吉(加藤彰彦)・鬼海弘雄・岡本光博・葵生川栄・大島幹雄・ボッチン・大坂秩加・尾形一郎/尾形優・津田三朗・渡辺友一郎・映像制作集団 空族・安田登・玉川奈々福・本橋信宏・東良美季・鈴木義昭・伊藤裕作・田中優子・翠羅臼・高沢幸男・荒木剛・田中純 ▼関連書 ▽ 桃山邑[編]『水族館劇場のほうへ』 http://www.hatorishoten.co.jp/items/4873600 ▽ 田中純 『過去に触れる───歴史経験・写真・サスペンス』 http://www.hatorishoten.co.jp/items/4874205 『イメージの自然史──天使から貝殻まで』 http://www.hatorishoten.co.jp/items/4873243 ▽ 尾形一郎 尾形優 『私たちの「東京の家」』 http://www.hatorishoten.co.jp/items/4873707 『沖縄彫刻都市』 http://www.hatorishoten.co.jp/items/4873995 ▽ 高山宏 『夢十夜を十夜で』 http://www.hatorishoten.co.jp/items/4873501
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鴻池朋子『どうぶつのことば──根源的暴力をこえて』
¥3,740
A5判 上製 384頁 本体価格 3,400円+税 ISBN 978-4-904702-63-5 C0070 2016年9月刊行 ブックデザイン 小川順子 *展覧会情報 神奈川県民ホールギャラリー 鴻池朋子展「根源的暴力」 2015年10月24日~11月28日 http://www.kanakengallery.com/detail?id=33712 群馬県立近代美術館 鴻池朋子展「根源的暴力vol.2 あたらしいほね」 2016年7月9日〜8月28日 http://mmag.pref.gunma.jp/kakoten/h28/h28exh02.htm 新潟県立万代島美術館 鴻池朋子展「皮と針と糸と」 2016年12月17日~ 2017年2月12日 http://banbi.pref.niigata.lg.jp/exhibition/%E9%B4%BB%E6%B1%A0%E6%9C%8B%E5%AD%90%E5%B1%95/ ▼書評・記事 共同通信/各紙 2016年10月16日 美術家が記す回復の記録(評者:椹木野衣) 「本書は、東日本大震災を経て、それまでの型にはまった自分の表現にまったくリアリティーを持てなくなった著者が、次第に作ることを回復していく現在進行形の記録である。その際、重要な導きの糸となったのが、動物という存在だった。‥‥」 『朝日新聞』 2016年10月30日 現代社会揺さぶるアートの力(評者:大竹昭子) http://book.asahi.com/reviews/reviewer/2016103000003.html 『朝日新聞』 2017年3月9日 折々のことば 689(鷲田清一) 本書からの一節が引かれています。 http://www.asahi.com/articles/ASK383VWFK38UCVL004.html ▼概要 人間の思索のみに閉じるアートに、皮膚の森から啼き声があがる── アーティスト・鴻池朋子が、東日本大震災をきっかけに芸術の始まりに立ち戻り、人間がものをつくることを問い直す。さまざまな専門家との対話と、書き下ろしを収録。 対話の旅 矢野智司(教育人間学)、石倉敏明(芸術人類学)、吉川耕太郎(考古学)、村井まや子(比較文学、おとぎ話研究)、福住廉(美術評論家) [目次] 風が語った昔話 描くことも食べることも I あたらしい声 人間と動物の境界に出現するアート 矢野智司 動物絵本という謎──いつも動物がでてくる不思議 生命を開く動物絵本──子どもが動物になる アートが開く生命のへの途──洞窟から都市空間へ 世界を区切る境界線の生まれるところ──始原へ 「人間の向こう側」へ 石倉敏明 「新しい地図」を描く試み ひっくり返された世界像 つくれないアーティスト 鴻池朋子 トークセッション 矢野智司×石倉敏明×鴻池朋子 交換の原理を突破する 食べる食べられる関係 地球の穴とパブリックアートの役割 土の下の大きなウサギ 都市の起源にある暴力 II ダイアログの旅 「贈与」と「交換」 矢野智司×鴻池朋子 複数のドア 私とは何者か?と、問わない私とは何か 私の言葉は私のつくった言葉ではない 書き残さない人 物が異質な何かに変わる瞬間 生々しすぎるもの 賢治と似たような人々 「最初の先生」は何度も生まれてくる 森のなかの一軒家 既存を揺さぶるもの 世界の掴み方 贈与によって開かれる異類婚 初めてつくるもの 吉川耕太郎×鴻池朋子 始めてつくるもの──石器の出現 組み合わせる魔法 考古学が不得意である「心」 分類しないことで見えてくるもの 生きものが見渡せる町 狩猟──動物の擬人化 針と皮鞣し 切り離す男性、つなぐ女性 目に見えない文化 同じものではいられない 村井まや子×鴻池朋子 歴史的分類以外の分類──ポテトスープのつくり方 異類婚の花嫁衣装を縫う 使えるものは何でも使う 出現してきた父性 本当に恐ろしいものに出会うために 同じものではいられない──変身 見てはいけないものを見る おとぎ話の一読者であること wonder を引き出す wonder を共有する 夜の山を歩く子 福住廉×鴻池朋子 誰にでもできるもの そこに私はいませんよ そこにこそ何かがある 夜の山を歩く子 美術と無関係であるとは言わせない 起こっている途中 III どうぶつのことば 想像力 動物、猟 動物の言葉を借りにいく 旅にでる 「東北を開く神話」の声 地球の穴とパブリックアート 「美術館ロッジ」 飛ぶ小屋 氷結する絵 物語るテーブルランナー 自分の体験をオーブンで焼く 人間以外の声 地球の断面図 狼の下半身 地球はふたたび凍りはじめる 狼頭巾をかぶる少女 ある三匹の語り 東北の博物館職員の語り ある人類学者の語り ある女性の語り 皮緞帳をくぐり ▼プロフィール 鴻池 朋子(こうのいけ ともこ) 1960年秋田市生まれ。東京芸術大学日本画専攻卒業後、玩具と雑貨の企画、デザインの仕事に携わり、その後絵画、彫刻、アニメーション、絵本などの手法を駆使したインスタレーションで現代の神話を描き続ける。近年では、海外でのグループ展の他、ワークショップも国内外で多数開催。秋田では「東北を開く神話展」、人間と野生の境にある秋田県森吉山避難小屋での「美術館ロッジ」、歴史には記されない現代の民俗を記録する「物語るテーブルランナー」などの継続的なプロジェクトを行い、一方で、開発と地形の問題からパブリックアートの制作を続ける。 *著作 『インタートラベラー 死者と遊ぶ人』(羽鳥書店、2009年) 『焚書 World of Wonder 』(羽鳥書店、2011年) 『根源的暴力』 (羽鳥書店、2015年) 鴻池朋子 公式HP http://tomoko-konoike.com/ VOLCANOISE http://www.volcanoise.com/
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鴻池朋子『根源的暴力』
¥3,080
A5判変型(130×210mm) 並製 152頁 付録|「皮緞帳」作品 八つ折り 本体価格 2,800円+税 ISBN 978-4-904702-58-1 C1071 2015年12月刊行 ブックデザイン 小川順子 【日英併記】 ★第50回造本装幀コンクール 審査員奨励賞 受賞 *展覧会情報 神奈川県民ホールギャラリー 鴻池朋子展「根源的暴力」 2015年10月24日~11月28日 http://www.kanakengallery.com/detail?id=33712 群馬県立近代美術館 鴻池朋子展「根源的暴力vol.2 あたらしいほね」 2016年7月9日〜8月28日 http://mmag.pref.gunma.jp/kakoten/h28/h28exh02.htm 新潟県立万代島美術館 鴻池朋子展「皮と針と糸と」 2016年12月17日~ 2017年2月12日 http://banbi.pref.niigata.lg.jp/exhibition/%E9%B4%BB%E6%B1%A0%E6%9C%8B%E5%AD%90%E5%B1%95/ ▼書評・記事 『月刊アートコレクターズ』 2016年2月号 震災を経て、「なぜつくるのか」という根源的な問いに再び挑んだ作家の成果をみることができる。 ▼概要 もはや 同じものでは いられない── 地球の振動を敏感に感じとった鴻池朋子は それまでの皮膚を脱ぎ捨て、 新たな動物の着物を縫いはじめた。 [収録テキスト] 裂け目にて 奥脇嵩大(青森県立美術館学芸員) 迎え入れる手 坂本里英子(セゾン現代美術館学芸員/VOLCANOISE代表) ゆっくりと停止 鴻池朋子 ▼プロフィール 鴻池 朋子(こうのいけ ともこ) 1960年秋田市生まれ。東京芸術大学日本画専攻卒業後、玩具と雑貨の企画、デザインの仕事に携わり、その後絵画、彫刻、アニメーション、絵本などの手法を駆使したインスタレーションで現代の神話を描き続ける。近年では、海外でのグループ展の他、ワークショップも国内外で多数開催。秋田では「東北を開く神話展」、人間と野生の境にある秋田県森吉山避難小屋での「美術館ロッジ」、歴史には記されない現代の民俗を記録する「物語るテーブルランナー」などの継続的なプロジェクトを行い、一方で、開発と地形の問題からパブリックアートの制作を続ける。 *著作 『インタートラベラー 死者と遊ぶ人』(羽鳥書店、2009年) 『焚書 World of Wonder 』(羽鳥書店、2011年) 『どうぶつのことば──根源的暴力をこえて』 (羽鳥書店、2016年) 鴻池朋子 公式HP http://tomoko-konoike.com/ VOLCANOISE http://www.volcanoise.com/
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尾形一郎・尾形 優『沖縄彫刻都市』
¥3,740
A5判 並製 160頁(カラー72頁) 本体価格 3,400円+税 ISBN 978-4-904702-48-2 C0052 2015年2月刊行 ブックデザイン 原 研哉+大橋香菜子 ▼書評・記事 『北海道新聞』2015年3月8日、『西日本新聞』2015年3月22日書評 「沖縄はコンクリートブロックの建築物であふれている。加えて彫刻も。本土には見られない独自の建築潮流を、共に建築家、写真家、現代美術家である夫婦が読み解いた。210点の写真と5つの解説文とにより沖縄戦後史の一面を知ることができる。・・・」 『沖縄タイムス』2015年3月21日書評 「本書を手にして、パラパラッとページをめくると、今も現存する懐かしい建物の風景が現れてくる。沖縄の戦後の風景を彩った花ブロックを多用した建物の数々。団塊の世代に属するボクらの風景と言っても過言ではない。 (中略)読者は、自らの復興の空間を重ねながら、今も現存する懐かしい空間と出会うはずである。」(評・ローゼル川田・水彩画家) ▼概要 沖縄はなぜコンクリートブロックで溢れているのか? 写真210点とエッセイでつづる、建築から見たもうひとつの沖縄戦後史。 アメリカ軍統治下の時代に建てられたコンクリートブロックの建物は、沖縄の風土と軍事的な環境が反映された、彫刻的な民家の建ち並ぶ景観をうみだした。 [目次] 沖縄文化地図 序文 1. アメリカ軍が持ち込んだ軍用物資 スパムとコンクリートブロック コンクリートの島 花ブロック 2. 街のあちこちに出現する抽象彫刻 コンクリートブロックの彫刻 亀甲墓とランドスケープ 3. 憧れのコンクリート住宅 モダニズム建築 外人住宅 4. ハイアートが民家になった 木造建築と沖縄の伝統 木造からスラブヤへ 沖縄モダニズムの誕生 離島への伝播 5. 戦争とアニミズムの記憶、革命とプリミティヴィズムの記憶 沖縄構成主義とロシア構成主義 あとがき 英文要約 街で見られる能勢孝二郎の彫刻 参考文献/奥付 ▼プロフィール 尾形一郎 京都生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科建築計画修了。 尾形 優 東京生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。 [主な写真集・著書] 『HOUSE』(フォイル、2009年) 『極彩色メキシコ巡礼』(晶文社、2001年)[以下、小野一郎] 『MEXICO: BAROQUE』『MEXICO: HOTELS』『MEXICO: ICONS』(アスペクト、2000年) 『Divine Excess』(Chronicle Books、1996年) 『ウルトラバロック』(新潮社、1995年) 『私たちの「東京の家」』(羽鳥書店、2014年) 公式HP http://yoioo.com/ YouTube: ogata museum https://www.youtube.com/channel/UCwGwwfnxTTRoQ48E1swXMDw
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尾形一郎・尾形 優『私たちの「東京の家」』
¥5,940
B5判変型 上製 160頁(カラー80頁) 本体価格 5,400円+税 ISBN 978-4-904702-47-6 C1070 2014年9月刊行 ブックデザイン 原 研哉+大橋香菜子 【日英併記】 ▼概要 暮らすことは、コンセプチュアルアートのようなもの 異文化の鬩ぎ合いと自然の威力が生みだす、この世の特異地点を求めて── 写真家・建築家・現代美術家である二人が世界から集めてきたイメージは、自宅「東京の家」に再構築され、増殖してゆく。 写真とエッセイでつづる、誰も見たことのない、建築とアートのあいだ。 生きて変容するアートの記録。 ●「東京の家」に集まる世界のイメージ ・ 噴火に消えた中米グァテマラの首都アンティグア ・ 原始宗教が匂い立つメキシコ教会堂のウルトラバロック ・ 欲望うごめく日本のサムライバロックが織りなす迷宮 ・ ナミビアの砂漠に埋もれた鉱山廃墟のドイツ住宅 ・ 要塞のごとき中国の農家と折衷建築の商店街 ・ ギリシャで見つけた「東京の家」は白い鳩小屋 [目次] 序文 撮影することから私たちの家づくりは始まった グァテマラ──巨大地震の記憶を建築現場に重ねる メキシコ──写真が内包する宇宙を建築に変換する 日本──迷宮を大型プリントで再構築する ナミビア──二人の原風景を一つにする 中国──ディスレクシアの世界を鉄道模型で再現する ギリシャ──「東京の家」を再発見する ▼プロフィール 尾形一郎 京都生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科建築計画修了。 尾形 優 東京生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。 [主な写真集・著書] 『HOUSE』(フォイル、2009年) 『極彩色メキシコ巡礼』(晶文社、2001年)[以下、小野一郎] 『MEXICO: BAROQUE』『MEXICO: HOTELS』『MEXICO: ICONS』(アスペクト、2000年) 『Divine Excess』(Chronicle Books、1996年) 『ウルトラバロック』(新潮社、1995年) 公式HP http://yoioo.com/ YouTube: ogata museum https://www.youtube.com/channel/UCwGwwfnxTTRoQ48E1swXMDw
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山口藍『ほがらほがら』
¥4,620
A4判変型 上製 136頁 カラー 本体価格 4,200円+税 ISBN 978-4-904702-13-0 C1070 2010年7月刊行 ブックデザイン 白井敬尚形成事務所 寄稿:斎藤環 英語・中国語対訳付き 印刷 サンエムカラー 製本 牧製本印刷 【日英中併記】 *特装版 ニニュワークスの取り扱いになります http://www.ninyu.com/ ▼書評・記事 『idea』no.342, 2010年9月号「新刊紹介」 『美術手帖』2010年10月号「新着のアート&カルチャー本から」 *ブログでの紹介 弐代目・青い日記帳 ほがらほがら http://bluediary2.jugem.jp/?eid=2207 *山口藍作品の掲載雑誌 『VOGUE NIPPON』2010年8月号 「アーティスト山口藍が描く、ファッション空想絵図」 ▼概要 しらじらと夜が明けゆく──ほがらほがら 山口藍・初の作品集 1998年のデビューから2010年2月の個展「きゆ」までに発表された作品を多数収録し、これまでの集大成ともいえる作品集。山口藍の中核的な作品である“ふとんキャンバス”に始まり、近年の大型作品である“組立式壁画”など、さまざまな作品形態とその足跡を一覧できる。作家活動のひとつの区切りとして刊行される本書は、山口の魅力を存分に語る、充実の一冊となる。 [目次] “あいだ”へと向かう“まなざし” 斎藤環 山口藍作品(Exhibitions : 1998-2010) 初期展覧会出品作品 かむろ 春に知られる花 笑門来福 Ai Yamaguchi, NEW PAINTINGS ai yamaguchi 後朝 すくうとこ はるのゆくへ OFFICINA ASIA おやすみ Aランチ take art collection 2005 shu uemura boutique, San Francisco, California 2004,2005 SHU UEMURA SKIN PURIFIER art work by ai yamaguchi Fiction@love 山、はるる 花は野にあるように きゆ ほがらほがら 山口藍 作品一覧 山口藍プロフィール ▼プロフィール 山口 藍(やまぐち あい) 1977年東京生まれ。女子美術大学芸術学部工芸科織専攻にて学ぶ。1999年ninyu works結成。江戸の風俗を下敷きに創作した「とうげのお茶や」で遊女として暮らす女の子たちの姿を、独特の支持体を用い、繊細で明解な描線と色面で表現する。 公式HP ニニュワークス http://www.ninyu.com/
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池田学『池田学画集1』
¥4,180
◇ ◇ サイン本をお送りします ◇ ◇ A4判 並製 112頁 カラー 本体価格3,800円+税 ISBN 978-4-904702-18-5 C1071 2011年12月刊行 ブックデザイン 有山達也+池田千草(アリヤマデザインストア) 寄稿:片岡真実(森美術館チーフ・キュレーター) 印刷 サンエムカラー 製本 新日本製本 【英語・中国語対訳付き】 *個展情報 「池田学展 The Pen ―凝縮の宇宙―」 佐賀県立美術館 2017年1月20日(金)〜3月20日(月祝) (会場では、『池田学画集1』の販売はありません) http://tokushu.saga-s.co.jp/ikedamanabu/ *Web連載「池田学のバンクーバー日記」(2013年8月終了) http://www.hatorishoten-articles.com/ikedamanabu ▼概要 驚異の宝箱──ペンで紡がれた壮大な宇宙に遊ぶ 超細密なペン画で観る者を圧倒する池田学の初画集。《再生》(2001)、《存在》(2004)、《興亡史》(2006)、《予兆》(2008)など、1年以上かけて制作した作品を核に、最新作を含め45点を収録。 収録作品(ページ/作品タイトル/制作年) 003 巌ノ王/King of Rocks (1998) 008 森/Forest (1998) 012 けもの隠れ/Refuge of the Wild (1999) 016 かぶとむし /Rhinoceros Beetle (1999) 017 ぶなしめじ/Bunashimeji Mushrooms (1999) --- ブロッコリーの木/Broccoli Tree (1998) 018 ブッダ/Buddha (2000) 024 再生/Regeneration (2001) 032 記憶/Memories (2002) 034 銀河鉄道/Galactic Train (2004) 036 古民居/Old Folkhouse (2004) 037 美しい土地/Beautiful Land (2004) 038 存在/Existence (2004) 046 領域/Territory (2004) 048 くさかまきり/Grass Mantis (2004) 049 はなかまきり/Flower Mantis (2004) 050 方舟/Ark (2005) 056 蛸/Tentacles (2004) 057 罠/Trap (2004) 058 興亡史/History`s Rise and Fall (2006) 066 バイク武者(興亡史より)/Bike Warrior (episode from History`s Rise nad Fall) (2006) --- 紙武者(興亡史より) /Paper Warrior (episode from History`s Rise nad Fall) (2006) 067 二の丸御殿(興亡史より)/Ninomaru Palace (episode from History`s Rise nad Fall) (2007) 068 予兆/Foretoken (2008) 076 航路/Waterway (2008) 077 竜/Dragon (2008) 078 氷流(予兆より)Ice Stream (episode from Foreoken) (2009) 079 灯台/Light House (2009) 080 Mother Tree/Mother Tree (2009) 081 終着/Terminal (2009) 082 Victim (2009) 087 波/Wave (2010) 088 氷窟/Ice Cavern (2010) 089 とぐろ/ Swallowing (2010) 090 命の飛沫/ Lifeblood Spanish (2010) 092 Bait /Bait (2010) 093 梅雨虫/Tsuyumushi (2010) 094 Gate (2010) 096 香葬/Conffin Incense (2010) 098 眠るツチブタ/Aardvark Asleep (2005) 100 カバ/Hippopotamus (2009) 101 ウマヅラコウモリ/Hammer-headed Bat (2010) --- トラ/Tiger (2007) 102 グレビーシマウマ/Grevy`s zebra (2008) --- マレーグマ/ Sun bear (2010) 宇宙の空/Voids in the Universe 片岡真実/KATAOKA Mami(森美術館チーフ・キュレーター) あとがき/ Afterword ▼プロフィール 池田 学(いけだ まなぶ) 1973年佐賀県多久市生まれ。98年東京藝術大学美術学部デザイン科卒業。卒業制作にて紙に丸ペンを使用した独自の細密技法を確立。2000年同大学院修士課程を修了。2011年から1年間、文化庁の芸術家海外研修制度でカナダ・バンクーバーに滞在。2013年よりアメリカ・ウィスコンシン州マディソンにて滞在制作を行っている。 ▼関連書籍 池田学+三瀬夏之介『現代アートの行方』
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