鴻池朋子『インタートラベラー──死者と遊ぶ人』
¥3,080 税込
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B5判横 上製 120頁 カラー
本体価格 2,800円+税
ISBN 978-4-904702-03-1 C1071
2009年9月刊行
ブックデザイン 中垣信夫・中垣呉(中垣デザイン事務所)
印刷 サンエムカラー
製本 新日本製本
▼概要
読者はインタートラベラーという旅人に。
そして,地球の中心-6371kmへの旅が始まる。
◎インタートラベラーInter-Traveller; 異なる世界を相互に往還し、境界をまたぐ人を意味する作家による造語。
スケールの大きな表現と技術の高さで、現在もっとも注目されるアーティスト・鴻池朋子の本格的作品集。本年7月より東京オペラシティアートギャラリーにて開催する「鴻池朋子展インタートラベラー」(同年10 月、霧島アートの森[鹿児島]にて共通テーマの個展を開催)にあわせて刊行される本書は、本展に出品される最新作やインスタレーションを中心にこれまでの代表作を網羅的に紹介することで、鴻池朋子の“ 現在” をあますところなく伝える。地中の世界を巡る生と死と再生の神話を、鴻池が言う「遊びとは魂を呼び還す技なり」という言葉のままに、読者は「地球の中心」へ旅をし遊ぶ「インタートラベラー」すなわち「死者と遊ぶ人」として、追体験する。
[目次]
生命讃歌の旅人……………高階秀爾
地殻
不連続面
マントル
外核
死者と遊ぶ人……………鴻池朋子
内核
これより地球の中心
アウトキャスト
地上へ
物語の解体から神話の起源へ……………飯田志保子
千のナイフと一匹の狼……………中沢新一
展覧会記録/作家略歴/作品リスト
▼プロフィール
鴻池朋子(こうのいけ ともこ)
1960年秋田市生まれ。1985年に東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業後、玩具と雑貨の企画デザインの仕事に長年携わり、1997年より作品制作を開始。2005年より4章から成る巨大絵画の物語シリーズを制作し、東京都現代美術館、森美術館、ミヅマアートギャラリー、大原美術館にて発表。更にはアニメーション、彫刻、キュレーションなどを行い常に話題を集める。
*「鴻池朋子展 インタートラベラー 神話と遊ぶ人」
東京オペラシティアートギャラリー 2009年7月18日(土)~9月27日(日)
鹿児島 霧島アートの森 2009年10月9日(金)~ 12月6日(日)
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