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小野智美『女川一中生の句 あの日から』(はとり文庫004)

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A6判 並製 160頁
本体価格 1000円+税
ISBN 978-4-904702-36-9 C0030
2012年7月刊行
ブックデザイン 原研哉+中村晋平+大橋香菜子

印刷・製本 サンエムカラー

▼書評・記事
『本の雑誌』 2013年7月号
久田かおりさんが「会いたいけど会えない小説ガイド」で紹介してくださいました。「フタをして忘れようとしていた心の痛みを17文字に込めて吐き出した彼らの明日の幸せを祈らずにはいられない。(中略)ただ、ただ、一人でも多くの人に、この一冊を届けたい、そう思う」。
http://www.webdoku.jp/honshi/2013/7-130603174000.html
▼概要
景色が一変した故郷、女川町
五七五にこめる中学生たちの想い

津波が町を襲ったあの日から──2011年5月と11月に、宮城県女川第一中学校で俳句の授業が行われた。家族、自宅、地域の仲間、故郷の景色を失った生徒たちが、自分を見つめ、指折り詠んだ五七五。記者として編者は、友や教師や周囲を思いやり支えあう彼らの姿、心の軌跡を丹念にたどる。

記者である編者は、生徒たち一人ひとりと対話を重ね、彼らの俳句を紹介する記事を執筆した。2012 年1 月13 日~4 月13 日に朝日新聞宮城版に連載された記事の全文、および女川一中の担当教諭の寄稿、記事の後日談などの書き下ろし文章も収録。

[目次]
はしがき
(生徒たち22名の句の紹介)*当サイトではお名前をふせています
俳句で鍛え上げられた言葉
佐藤敏郎教諭「十五の心 国語科つぶやき通信」
大内俊吾校長の式辞
阿部航児さんの答辞
世界を駆けめぐった
最後の教材「レモン哀歌」
父と娘の15カ月
2度目の春 共振共鳴した日々を刻む
すべては五七五の中に 佐藤敏郎
編者あとがき

▼編者プロフィール
小野智美(おの さとみ)
朝日新聞記者。1965年名古屋市生まれ。88年、早稲田大学第一文学部を卒業後、朝日新聞社に入社。静岡支局、長野支局、政治部、アエラ編集部などを経て、2005年に新潟総局、07年に佐渡支局。08年から東京本社。2011年9月から仙台総局。宮城県女川町などを担当。東松島市在住。著書に『50とよばれたトキ──飼育員たちとの日々』(羽鳥書店、2012年)。
*プロフィールは刊行当時(2020年現在、東京本社勤務)

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