小野智美『50とよばれたトキ──飼育員たちとの日々』

四六判 並製 208頁(カラー口絵8頁)
本体価格 1,900円+税
ISBN 978-4-904702-33-8 C0095
2012年5月刊行
ブックデザイン 有山達也+中島美佳(アリヤマデザインストア)
装画・挿画 がんも大二
印刷 精興社
製本 牧製本印刷

▼書評・記事
佐渡のトキの話題や、トキに関わる取り組み、地域づくりなどを紹介するサイト「佐渡トキの話題」に『50とよばれたトキ』が紹介されました。
http://sado-toki-no-wadai.cocolog-nifty.com/sadozo/2012/07/post-ef40.html
『季刊ritokei(リトケイ)』2016年秋号(NO.18)「島Books & Cluture~Topics 島をより深く味わう1冊」

▼概要
帽子に救われたトキ

真っ白なおしりから、光る卵がこぼれおちた。  
帽子の中へすとん──「うわっ」

新米飼育員がとっさに受けとめた卵から生まれた50は、戦後の佐渡島で人の手によって育てられる五十番目のトキ。50とその家族、佐渡トキ保護センターの人々との、にぎやかでせつない毎日をつづる。

きれい好きで、おくびょうで、きちょうめんで、けなげなトキ。顔は真っ黒から灰色、レモン色、オレンジ色、そして赤色へ。羽は真っ白だったり、灰色に染まったり、朱鷺色に輝いたり。──知られてこなかったトキの多彩な姿を描く

[目次]
50とその家族
佐渡トキ保護センターの案内図
佐渡トキ保護センターの紹介

はじめに──帽子で救われた卵
1章 初めての卵
飼育員になる/獣医師に会う/握手をかわす/弟子と師匠/キンに会う/卵を助ける
2章 名のない子
呼吸する卵/卵が動いた/さかごの卵/ヒナの誕生/えさを作る/失敗をこえて
3章 巣立ちの日
洗面器で日光浴/やさしいオス/ヒナたちの成長/ホオアカトキの子/八羽で引越し/わが家
4章 50の結婚
ドジョウだいすき/キンの小指/別れの朝/運命のリング/たたかう親/お見合いの日
5章 母になる日
こだわりの巣作り/初めての子育て/川の字/危機一髪/ストレス/ヒナの骨折
6章 共に歩んだ
きずな/卵の法則/山の訓練所/冬の事故/大事な子/娘の旅立ち
おわりに──飛ばせない飼育員

解説
保護の歴史/里のくらし/道拓いた人/導いたトキ/えさの開発

あとがき
登場人物の紹介

▼プロフィール
小野 智美(おの さとみ)
朝日新聞記者。1965年名古屋市生まれ。88年、早稲田大学第一文学部を卒業後、朝日新聞社に入社。静岡支局、長野支局、政治部、アエラ編集部などを経て、2005年に新潟総局、07年に佐渡支局。08年から東京本社。09年9月に人事セクション採用担当課長。2011年9月から仙台総局。宮城県女川町などを担当。東松島市在住。

装画・挿画
がんも大二(がんも だいに) http://ganmodaini.com/website/ganmodaini.html
愛知県生まれ。絵本 『パトさん』(羽鳥書店、2011年)

PRICE

¥ 2,052

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※この商品は送料無料です。

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