梅原真『おいしいデ』

梅原真というおっさんは、なんでもやりよるデ ─── 糸井重里

▼概要
A5判・並製・272頁・オールカラー
2018年6月末頃刊行 本体2,800円
ISBN 978-4-904702-71-0 C0070
基本デザイン:梅原真 デザイン協力:原研哉+大橋香菜子

梅原真が「おいしいデザイン」とその秘訣を絶妙な語り口で書き下ろし、カラー写真とともに一挙公開する破格のデザイン書。

ローカルの一次産業のデザインを長年てがけ、 “考え方”そのものを変えるところからデザインし、マイナスをプラスに転換して「あたらしい価値」を生み出してきた梅原真。デザインワークを初めて収めた前著『ニッポンの風景をつくりなおせ── 一次産業×デザイン=風景』が刊行された2010年以降、NHK「プロフェッショナル」などでも紹介されて注目を集め、高知だけでなく全国から依頼が舞い込む事態に。にわか依頼をどんどん断りながらも、しかし、心揺さぶるひたむきな生産者に出会えば、どうにかせないかんと発奮し、ときに叱りとばしつつ、ユーモアで包み込む「おいしいデザイン」で消費者との間を見事につないでいく。

「デザインは経営資源」と説き、「土地の力を引き出すデザイン」をテーマとする梅原のゆるぎない物差しからは、地域再生のためのヒントもたくさん。

「デザインは問題解決ソフト」、「デザイナーとは問題解決人」と言い切る梅原が、海から山へ、里から街へと奔走し、“絶体絶命”の淵にいる生産者の志に応えていく──瀬戸内の島で一家総出の手作業で加工されたいりこ、口蹄疫で打撃をうけた養豚場の手塩にかけた加工品、有機飼料と広い飼育環境にこだわった鶏の卵、老舗和菓子屋の新たな試みを後押しする最新の仕事も含め、本書では26の仕事を紹介。前著でも紹介された、一本釣りカツオ漁の風景を守った「漁師が釣って 漁師が焼いた」藁焼きたたきや、衰退していた四万十の栗をもりかえした「しまんと地栗」などのさらなる展開も収録。

生産者の逼迫した状況をシビアにうけとめつつ、ユーモアもまじえて包みこんでしまう梅原真のデザインの大きさを肌で感じることのできる無二の本。

[主要目次]
まえがきがわりのインタビュー
くり/いりこ/ぶた/きびなご/おちゃくり/かつお/マッシュルーム/煎り酒/たまご/アイス/なっとう/山田まん/紅茶/新聞/ひがしやま/なまこ/土左日記/岩がき/ひもの/ところてん/もも/ふるさとの台所/摘み草 ひのき/ロール/うどん/竜馬
梅原真とニッポン 原研哉
あとがき

*詳細目次は以下を参照(見出しを総覧するのも面白いです)
http://www.hatorishoten-articles.com/newbook/6367550

▼刊行記念トークイベント
「“絶体絶命”のデザイン」
梅原真 × 畦地履正 トークイベント
2018年7月22日(日)14時〜 青山ブックセンター本店・大教室
参加費 1,350円(税込)
*申込みは、下記Webもしくは店頭にて受付。
http://www.aoyamabc.jp/event/desperate/

▼プロフィール
デザイナー。高知市生まれ。放送局の美術スタッフとして勤務後、1980年よりフリーランス。高知というローカルに拠点を置き「一次産業× デザイン=風景」という方程式で活動する。かつおを藁で焼く「一本釣り・藁焼きたたき」。柚子しかない村から「ポン酢醤油・ゆずの村」。荒れ果てた栗の山から「しまんと地栗」。世界中どこにでもある新聞から「しまんと新聞ばっぐ」。高知県の森林率84%をおもしろがる「84はちよんプロジェクト」。離島、海士町のアイデンティティ「ないものはない」。そして砂浜しかない町に「砂浜美術館」のプロデュース。「土地の力を引き出すデザイン」で2016毎日デザイン賞・特別賞受賞。武蔵野美術大学客員教授。


2018年6月27日 初版
印刷 山田写真製版所
製本 渋谷文泉閣

¥ 3,024

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※この商品は送料無料です。

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