松平徳仁『東アジア立憲民主主義とそのパラドックス──比較憲法の独立時代』

A5判 上製 336頁
本体価格6,000円+税
ISBN 978-4-904702-85-7 C3032
2021年3月中旬刊行
ブックデザイン:鈴木一誌+吉見友希

*訂正
本書の内容につきまして訂正がありましたのでお知らせいたします。ご迷惑をおかけしますが、ご参照いただけますようお願いいたします。
『東アジア立憲民主主義とそのパラドックス』 正誤表(2021年2月25日)
https://www.hatorishoten-articles.com/uploads/9/7/4/1/97413020/teisei_higashiasia_20210225.pdf

▶︎概要
セカイ系立憲主義から東アジアの憲法状況を展望する。ジャック・ランシエール、エドワード・ヤン、「セカイ系」アニメから比較憲法と表象文化の接点を見いだす、境界領域を超えるしぶとく力強い憲法論。


▶︎目次
まえがき  比較文明的視野をもった新たな憲法論   島薗進

序章 「儒者の困惑」──問題・主義・イメージ 

第1部 文化的パラドックス──立憲主義、ナショナルかつコロニアルな
  第1章 立憲主義による植民地主義──その償還責任
  第2章 「仁義なき戦い」の憲法学──東アジアにおける「権威主義対立憲主義」の深層
  第3章 憲法というゴールデン・ドリーム──「日本の衝撃」と、中華民国憲法でつなぐ中国と台湾
  第4章 ワイマール憲法学で中国を読む──シュ・ダウリンの実践
  第5章 押しつけ憲法による人民自決?──李登輝の「特殊二国論」

第2部 制度的パラドックス──「セカイ系立憲主義」の展開
  第6章 立憲主義の濫用を防ぐ「憲法工学」
  第7章 原子力緊急事態で考える国家理性と避難
  第8章 自粛と日本型共同体主義
  第9章 民主憲政のはざまで──市場国家と安保国家に抗して
  第10 章 「集団的自衛権」をめぐる憲法政治と国際政治
  第11 章 戦力・軍事裁判・立憲主義──台湾を素材として

第3部 「セカイ系立憲主義」の動揺──アメリカの憲法政治
  第12 章 国家理性、憲法感情と司法審査──二〇一二年の医療保険制度改革法連邦最高裁判決
  第13 章 権力者の自己言及──オバマとトランプ
  第14 章 国家像をめぐる法廷闘争──入国禁止令違憲訴訟

あとがき/人名索引

▶︎著者プロフィール
松平徳仁(まつだいら とくじん)
神奈川大学法学部教授。憲法学、比較憲法学専攻。1969年、台湾・台北市生まれ。1998年、東京大学法学部卒業。ワシントン大学ロースクール修了(法学修士)、東京大学大学院法学政治学研究科博士課程単位取得退学。共著に『憲法の尊厳』(日本評論社、2017)、翻訳にサンフォード・レヴィンソン「立憲民主主義国にとってストレスの多い時期」法時1150号(2020)など。

¥6,600

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